4k vs フルHD 映像比較 (Data:4k sample movie by sony)

左半分は4K(3840×2160)、右半分はフルHD。
識別には4Kモニタ、または4Kテレビが推奨です。フルHD表示では見分けはつきません。（当たり前ですが）
　う～む・・・。4Kモニターで見ても違いがよくわからないぞ。
　たぶん、カメラのCMOSの素子は3840×2160ドットあるにもかかわらず、分解能はその規格の細かさがないのでは？と思いたくなるような画質です。レンズの性能も影響してるのかな。あるいは被写体が高解像度を感じにくいシーンで構成されているのが原因かもしれませんが、いずれにしろ、4Kと2Kの識別が、簡単にできる程度の画質になるように、頑張ってほしいものです。
　映像フォーマットはYUV420なので、4Kといっても、色差信号の部分の解像度は1920×1080で、輝度信号のみ3840×2160になります。なのでRGB24bitの4K写真のようなクッキリ解像度にはなりません。加えて撮影した4Kカメラ自体の解像度も4Kに満たない場合が多いです。静止して画像チェックするとすぐわかります。だからといって、フルHDの場合もYUV420なので条件は一緒です。
　見分け方は、下のテロップはデジタルのロゴを表示しているので、4K解像度があり、これで比較すると、何とか見分けらるかもしれません。
　個人的意見ですが、本当の4Kの解像度で表示したいのなら8Kカメラで撮影したものを4Kにダウンスケーリングしたものか、1素子にピントが合う高性能なレンズが必要だと思ってます。
　フルHDでも全く同じことがいえますが、比較すると4KからダウンスケーリングしたフルHDのほうが、元々フルHDで撮影した映像より、やはりきれいに見えます。理論的には分解能は一緒のはずなのですが。