ドローン体験講習会 DJI 慶応大と人材育成

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小型無人機「ドローン」の世界最大手メーカー、中国・深圳市大疆創新科技(DJI)の日本法人と慶応義塾大学は8日、報道関係者を対象に、一般消費者向けの最新機種「ファントム4」の操縦体験講習会を開いた。ドローンは報道現場だけでなく、農業や医療などさまざまな分野での活用が期待される。DJIと慶応大は産学連携で、ドローンを活用できる人材の育成に力を入れる考えだ。
ファントム4は、専用アプリ(応用ソフト)がダウンロードされたスマートフォンやタブレットを触り、コントローラーで地上から遠隔操作する仕組み。
コントローラーの右のレバーで水平垂直の移動、左のレバーで前後方向の移動と左右の回転をドローンに指示し、初心者でも操作は簡単だ。1回の充電での飛行時間は最大28分で、上級者向けの「スポーツモード」を選ぶと時速75キロで飛行可能。2つの光学センサーを搭載し、障害物を感知して自動で避けながら被写体を追尾できる。
ドローンをめぐっては、昨年12月に人口密集地などでの飛行を禁止する一般的ルールが定められ、安全運転の徹底が求められている。
DJI日本法人の中村佳晴パイロットは「ドローンの事故の9割の原因は人的ミス。説明書も読まずに操縦する人も多い」と指摘。
あらかじめ離着陸の場所を把握したり、目視内で飛行させたりするなど安全運転の心得を説いた。
慶応大では学内でドローン操縦体験講習を開くほか、日本初の大学生レーシングチームも活動。同大ドローン社会共創コンソーシアムの南政樹事務局長は「ドローンを空撮や測量、災害対策などに活用できる人材を育てたい」と述べた。

動画の詳細
タイトルドローン体験講習会 DJI 慶応大と人材育成
動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=TY9M_MtAI5Q
公開日時2016-06-09 04:30:01
再生時間1:18
動画作者SankeiNews
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